菱縫の板(読み)ヒシヌイノイタ

デジタル大辞泉 「菱縫の板」の意味・読み・例文・類語

ひしぬい‐の‐いた〔ひしぬひ‐〕【×菱縫の板】

かぶとしころよろいの袖・草摺くさずりなどの最も下の板。ひしいた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「菱縫の板」の意味・読み・例文・類語

ひしぬい【菱縫】 の 板(いた)

甲冑菱縫を施した裾の板の部分菱板。ひしぬい。
太平記(14C後)二「袖の冠板より菱縫の板まで、片筋かいに懸ず切て落す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android