萌え渡る(読み)モエワタル

デジタル大辞泉 「萌え渡る」の意味・読み・例文・類語

もえ‐わた・る【×萌え渡る】

[動ラ四]草木一面に芽吹く。ことごとく芽ぐむ
「―・る草木もあらぬ春辺には」〈宇津保春日詣

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精選版 日本国語大辞典 「萌え渡る」の意味・読み・例文・類語

もえ‐わた・る【萌渡】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 草木の芽が一面に生え出る。ことごとく芽ぐむ。
    1. [初出の実例]「もえわたる草木もあらぬ春べには山辺にいそぐ鹿ぞふむらし」(出典:宇津保物語(970‐999頃)春日詣)

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