日本歴史地名大系 「萱瀬丁」の解説 萱瀬丁かやぜちよう 長崎県:大村市大村城下萱瀬丁[現在地名]大村市東本町(ひがしほんまち)本町の東に位置する。「大村郷村記」によれば、町並は本町入口から大村田原出口までの長さ一町一五間二尺、幅は入口二間一尺・出口一間三尺余で、「本町陸手に所有の通にて、田町に通る横丁、萱瀬通の海道なり」という。宝暦四年(一七五四)「茅瀬街」より出火、裏(うら)町を焼き、波止や水主(かこ)町まで延焼し、市戸二二九宇が焼失(九葉実録)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報