落川・一の宮遺跡(読み)おちかわ・いちのみやいせき

日本歴史地名大系 「落川・一の宮遺跡」の解説

落川・一の宮遺跡
おちかわ・いちのみやいせき

[現在地名]日野市落川、多摩市一ノ宮

多摩川中流域右岸の多摩丘陵北縁下、標高五四―五六メートルの沖積微高地に位置する複合遺跡。日野市落川から多摩市一ノ宮側へ約七五万平方メートルと広くまたがっている。対岸北東三・五キロ、府中市に武蔵国府推定地、五キロの国分寺市に国分寺跡が存在する。昭和五二年(一九七七)都営住宅建設中に発見、以後都道・区画整理・マンション建設などに伴い、平成九年(一九九七)までに約五万六〇〇〇平方メートル以上の調査が行われた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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