落葉剤(読み)らくようざい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「落葉剤」の意味・わかりやすい解説

落葉剤
らくようざい

農業において収穫時の便宜のため、または果実着色熟成を促進するために茎葉を枯殺して落葉を図る薬剤で、枯れ葉剤とも俗称する。日本での利用は少ないが、欧米では2,4-ジニトロクレゾール、亜ヒ酸ナトリウム、PCP、スルファミン酸アンモニウム、2,3,5-トリヨード安息香酸ナトリウム、3,6-エンドキシヘキサヒドロフタル酸ナトリウムなどを、ワタリンゴダイズなどに使用している。

[村田道雄]

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