葉室資頼(読み)はむろ・すけより

朝日日本歴史人物事典 「葉室資頼」の解説

葉室資頼

没年:建長7.10.18(1255.11.18)
生年:建久5(1194)
鎌倉中期の公卿。権大納言宗頼の孫で,正五位下右衛門権佐宗方の子。母は参議藤原光長の娘。実務官人として累進し,貞永1(1232)年に参議,嘉禎1(1235)年に権中納言。九条家に仕え,吉田為経,平経高らと共に政治顧問として活躍した。後嵯峨院政下では用いられなかった。

(本郷和人)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「葉室資頼」の解説

葉室資頼 はむろ-すけより

1194-1255 鎌倉時代の公卿(くぎょう)。
建久5年生まれ。葉室宗頼の孫。土佐守(とさのかみ),右大弁,蔵人頭(くろうどのとう)などを歴任し,貞永(じょうえい)元年参議。暦仁(りゃくにん)元年正二位にすすみ,寛元2年中納言となった。建長7年10月18日死去。62歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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