藤原教家(読み)ふじわらの のりいえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原教家」の解説

藤原教家 ふじわらの-のりいえ

1194-1255 鎌倉時代公卿(くぎょう),漢詩人。
建久5年生まれ。九条良経(よしつね)の子。正二位,権(ごんの)大納言。中宮大夫(ちゅうぐうのだいぶ),春宮(とうぐうの)大夫などを歴任し,嘉禄(かろく)元年出家。詩が「和漢兼作集」に,歌が「続(しょく)古今和歌集」にある。建長7年4月28日死去。62歳。法名は慈観編著に「教家摘句」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android