葉巻虫(読み)はまきむし

精選版 日本国語大辞典 「葉巻虫」の意味・読み・例文・類語

はまき‐むし【葉巻虫】

〘名〙 植物の葉を巻いて中にすむ習性をもつ昆虫幼虫総称ハマキガセセリチョウなどの幼虫の類。《季・夏》
生々流転(1939)〈岡本かの子〉「葉巻き蟲が巣を作った恰好でうたた寝をしてゐました」

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デジタル大辞泉 「葉巻虫」の意味・読み・例文・類語

はまき‐むし【葉巻虫】

植物の葉を巻いてその中にすむ虫。ハマキガの幼虫など。 夏》「―葉に糸吐きて身をとざす/節子」

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