デジタル大辞泉
「葉縁」の意味・読み・例文・類語
よう‐えん〔エフ‐〕【葉縁】
植物の葉のへり。全縁(滑らかな縁)、鋸歯縁(ぎざぎざのある縁)、欠刻縁(切れ込みのある縁)などの形状がある。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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葉縁
ようえん
leaf margin
葉の周辺部。葉縁の性状は植物の検索にとって重要な特徴の一つであり,切れ込み (欠刻) のないなめらかなものを全縁または全辺 entireといい,切れ込みがある場合には,その程度に応じて,浅裂,中裂,深裂,全裂と区別するが,区別は程度の差であり,明確とはかぎらない。全裂というのは,中央脈に達するまで切れ込んでいる場合であって,この場合には1枚の葉が何枚かの小葉に分れた複葉構造となる。また,浅裂の場合,切れ込みの形によって,波状,歯牙状,鋸歯状などの区別がある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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