葛石(読み)カズライシ

デジタル大辞泉 「葛石」の意味・読み・例文・類語

かずら‐いし〔かづら‐〕【葛石】

社寺宮殿などの基壇の上端の縁にある、縁石へりいしを兼ねる長方形の石。

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精選版 日本国語大辞典 「葛石」の意味・読み・例文・類語

かずら‐いしかづら‥【葛石】

  1. 〘 名詞 〙 社寺の建物の基壇などの上端の縁にあって、縁石(へりいし)を兼ねる長方形の石。
    1. [初出の実例]「石垣とかづら石とに、甚恰好す」(出典:随筆・孔雀楼筆記(1768)三)

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