葦の仮屋(読み)あしのかりや

精選版 日本国語大辞典 「葦の仮屋」の意味・読み・例文・類語

あし【葦】 の=仮屋(かりや)[=仮庵(かりお)

  1. ( 葦は刈るところから「刈り」と「仮」とを言いかけたもの ) 葦で屋根をふいた粗末な仮小屋の意で、仮の宿のこと。仮庵
    1. [初出の実例]「春はただ今宵のみぞとみしまなるあしのかりやのたえまうきかな〈藤原忠成〉」(出典:丹後守為忠百首(1134頃か)春)
    2. 「いそぐとも今日はとまらむ旅寝するあしのかりほに紅葉散りけり〈藤原通俊〉」(出典:新勅撰和歌集(1235)羇旅・五一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む