…明治・大正・昭和の3代にわたる56年間,巣鴨病院とその後身の松沢病院に入院しつづけた名物患者で,みずから〈葦原将軍〉と名のった。本名は葦原金次郎。高岡藩士の三男として生まれ,埼玉県深谷の櫛問屋に奉公したが,まもなく精神に異常をきたし,入院させられた。…
※「葦原金次郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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