葵座(読み)アオイザ

デジタル大辞泉 「葵座」の意味・読み・例文・類語

あおい‐ざ〔あふひ‐〕【×葵座】

かぶと天辺てへんにある穴の外縁を覆う装飾的な重ねのいちばん下の金具周囲が葵の葉の形をしている。葵葉あおいば座。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「葵座」の意味・読み・例文・類語

あおい‐ざあふひ‥【葵座】

  1. 〘 名詞 〙 兜の部分の名。八幡座(はちまんざ)の古い形式。兜の鉢の頂にある穴の外縁を覆う玉縁(たまぶち)の座の一種。周囲を葵の葉の形に飾る。後世は菊をかたどった菊重(きくかさね)に替わる。葵葉(あおいば)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android