葺籠(読み)ふきごもり

精選版 日本国語大辞典 「葺籠」の意味・読み・例文・類語

ふき‐ごもり【葺籠】

  1. 〘 名詞 〙 ( 菖蒲と艾(よもぎ)屋根を葺いて籠るところから ) 五月五日の節供、あるいはその前夜の称。
    1. [初出の実例]「四日、〈略〉此日をふき籠りの祝といふ、あやめふくゑんによりて、福こもると云意なるべし」(出典:年中行事故実考(1742)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android