葼棚(読み)シモトダナ

デジタル大辞泉 「葼棚」の意味・読み・例文・類語

しもと‐だな【×葼棚】

しもとを組んでの子状に編み、脚をつけた棚。祭祀さいし用の調度

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「葼棚」の意味・読み・例文・類語

しもと‐だな【葼棚・楉棚】

  1. 〘 名詞 〙もとを集めて簀子編(すのこあみ)とし、しもとの足をつけてツヅラフジの蔓(つる)で結んだ棚。祭祀の調度として用いる。しもとづくえ。しもとの棚。
    1. [初出の実例]「楉棚四脚〈各高四尺、長三尺五寸〉」(出典:延喜式(927)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android