蒼柴神社(読み)あおしじんじや

日本歴史地名大系 「蒼柴神社」の解説

蒼柴神社
あおしじんじや

[現在地名]長岡市悠久町

悠久ゆうきゆう山にある。長岡藩主三代牧野忠辰は享保七年(一七二二)八月六日五八歳で江戸邸で没し、遺骸は池上本門寺へ埋葬したが、嗣子忠寿は一社を長岡城内の北東隅に造営してその霊を祀り、事代主命を配した。在世の宿志を体し、同年京都の神祇官吉田家から蒼柴霊神の号を賜り、同一八年さらに大明神の追号を贈られた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android