蒼烟(読み)そうえん

精選版 日本国語大辞典 「蒼烟」の意味・読み・例文・類語

そう‐えん サウ‥【蒼烟】

〘名〙 あおいけむり。青みがかったけむり。
懐風藻(751)秋日於長王宅宴新羅客・序〈下毛野虫麻呂〉「白露下而南亭粛、蒼烟生以北林藹」
愛弟通信(1894‐95)〈国木田独歩〉威海衛大攻撃「日落ちて蒼烟(サウエン)至る」 〔陳子昂‐峴山懐古詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android