蓐収(読み)じょくしゅう

精選版 日本国語大辞典 「蓐収」の意味・読み・例文・類語

じょく‐しゅう‥シウ【蓐収】

  1. 〘 名詞 〙 秋の神。天にあって西方をおさめ刑罰をつかさどるという。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「蓐収警節秋云老、百卉初腓露已凄」(出典:凌雲集(814)九月九日侍讌神泉苑各賦一物得秋露応製〈淳和天皇〉)
    2. [その他の文献]〔礼記‐月令〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android