蓬莱閣(読み)ほうらいかく

世界の観光地名がわかる事典 「蓬莱閣」の解説

ほうらいかく【蓬莱閣】

中国の山東省山東半島北端の煙台に位置し、丹崖山の山頂にある建造物。北宋時代の1061年に建造され、「仙境」ともいわれる。「海中に三仙山あり、名を蓬葉・方丈瀛洲という。そこには仙人が住み、不老長寿の薬がある」という伝説があり、史書には「秦の始皇帝と漢の武帝が仙人と仙薬を探し求めて当所にやって来た」と記されている。また、神話八仙、海を渡る」の八仙人が船出したところともいわれる。夏にはしばしば、規模の大きい蜃気楼が現れることでも有名である。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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