日本歴史地名大系 「蓮正寺村」の解説 蓮正寺村れんしようじむら 神奈川県:小田原市蓮正寺村[現在地名]小田原市蓮正寺・扇(おうぎ)町六丁目東端を酒匂(さかわ)川、西端を狩(かり)川が流れ、村南で合する。北は中曾根(なかぞね)村・飯田岡(いいだおか)村と接する。中曾根村より三(さん)ヶ村(そん)用水が通る。近世は小田原藩領。寛永七年(一六三〇)の年貢割付状(県史四)によれば、田方三二三石余、うち約一割が毎年の川成となっている。慶安三年(一六五〇)名主十右衛門が藩主に新焼米を(永代日記)、貞享二年(一六八五)には初穂米を献上している(「御引渡記録」県史四)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by