蓮葉笠(読み)はすのはがさ

精選版 日本国語大辞典 「蓮葉笠」の意味・読み・例文・類語

はすのは‐がさ【蓮葉笠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 蓮の葉形をした笠。はすのは。はすっぱ。
    1. [初出の実例]「それよと人に見知れじと、蓮(ハス)の葉笠(ハカサ)を打傾け」(出典太平記(14C後)二九)
  3. 蓮の葉を笠のように用いたもの。
    1. [初出の実例]「蓮(ハス)の葉笠(ハガサ)を着(きた)るやうなる子共の面影」(出典:浮世草子好色一代女(1686)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android