蓮蔵院(読み)れんぞういん

日本歴史地名大系 「蓮蔵院」の解説

蓮蔵院
れんぞういん

[現在地名]春日井市気噴町

庄内川を望む所にある。島中山と号し、臨済宗本尊釈迦如来。「寛文覚書」に「寺内五畝歩 備前検除」とあり、神領じんりよう村の瑞雲ずいうん寺の末寺であった。当院書上(徇行記)には天文一二年(一五四三)秀峰開基とあり、寺伝によれば大永六年(一五二六)秀峰は西国から来たという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android