蔭山郷(読み)かげやまごう

日本歴史地名大系 「蔭山郷」の解説

蔭山郷
かげやまごう

和名抄」所載の郷。高山寺本の訓は「加介也末」。「播磨国風土記」に蔭山里とみえ、蔭山・かぶと岡の地名について記載する。里名の由来は応神天皇の御蔭(花かずらの冠)がこの山に落ちたことによるという。平城京跡出土木簡に「播磨国神前郡陰山郷田」と判読できるものと、「(表)播磨国神埼郡蔭山郷田中里戸辛人麻呂調銭壱貫」「(裏)天平十年十月」と記されるものがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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