蔵八村(読み)くらはちむら

日本歴史地名大系 「蔵八村」の解説

蔵八村
くらはちむら

[現在地名]田主丸町秋成あきなり

徳童とくどう村の西に位置する。屋敷地は日田街道北側にある(上三郡絵図)。本高は一一一石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」では古高一〇〇石・役高一八二石。正徳三年(一七一三)の蔵八村高百石本地田畠畝高帳(三浦家文書)では本地田方七町五反余・畑田一町七反余、畑方三町四反余で、庄屋弥七家の耕地が七割以上を占める。享保一二年(一七二七)の夏物成は大麦五石三斗余・小麦二石六斗余・菜種八斗余(「本地夏物成帳」中村家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む