蕪詞(読み)ぶし

精選版 日本国語大辞典 「蕪詞」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐し【蕪詞】

〘名〙 (「蕪」は雑の意) みだれいりまじっていることば。乱雑なことば。また、自分言文をへりくだっていう語。蕪辞
田氏家集(892頃)上・奉餞紀大夫累出判肥、聊因詩酒「蕪詞願我廻青眼、濁酒留君表血誠」 〔桃花扇‐偵戯〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android