蕭郎(読み)しょうろう

精選版 日本国語大辞典 「蕭郎」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ろう セウラウ【蕭郎】

〘名〙 (秦の娘弄玉(ろうぎょく)が蕭の蕭史と結婚し、のちに二人鳳凰とともに飛びさったという、中国、「列仙伝」にみえる故事から) 愛する男、または夫をさしていう。
※新撰万葉(893‐913)上「生前不幸希恩愛、歎殺蕭郎抂馬蹄」 〔崔郊‐贈去婢詩〕

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