薄谷村(読み)すすきやむら

日本歴史地名大系 「薄谷村」の解説

薄谷村
すすきやむら

[現在地名]春日部市薄谷

市野割いちのわり村の南の沖積地に位置する。南の中野なかの村に飛地があった。埼玉郡新方にいがた領に属した(風土記稿)。田園簿には薄谷新田とあり田一三石余・畑五石余で、ほかに野銭永五〇〇文がある。田園簿・国立史料館本元禄郷帳では幕府領。「風土記稿」によると、宝永年中(一七〇四―一一)岩槻藩領になったという。しかし宝永期の岩槻藩五ヵ筋村高帳(光山家文書)に村名はみえず、宝暦一〇年(一七六〇)の大岡忠光領知村寄目録写(中村家文書)に「(薄カ)谷村」とみえるので、この間に岩槻藩領になったとみられ、同領のまま幕末に至ったと考えられる(改革組合取調書など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む