薄霞む(読み)ウスガスム

精選版 日本国語大辞典 「薄霞む」の意味・読み・例文・類語

うす‐がす・む【薄霞】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 かすみが薄くかかる。ぼんやりとかすむ。
    1. [初出の実例]「思ひあへずしぐれにけりな立田山うすがすみゆく秋のむらくも〈藤原為家〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例