薩摩藩御手伝普請所目論見絵図(読み)さつまはんおてつだいぶしんじよもくろみえず

日本歴史地名大系 の解説

薩摩藩御手伝普請所目論見絵図(宝暦治水の目論見絵図)
さつまはんおてつだいぶしんじよもくろみえず

一二〇×八四センチ(彩色)

成立 宝暦年間か

原本 平田町長谷川家

解説 鹿児島藩によって宝暦四年から行われた木曾長良・揖斐の三川分流工事の前に作製された絵図。「此度目論見之御普請所」を「い」から「を」までの記号により示している。輪中地帯の絵図としても有要である。延亭四年の陸奥二本松藩による御手伝普請についての記入もみられる。

複製岐阜県史」史料編近世五付録

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android