薪樵(読み)たきぎこる

精選版 日本国語大辞典 「薪樵」の意味・読み・例文・類語

たきぎ‐こる【薪樵】

  1. たきぎを切る鎌の意で、「鎌」と同音を含む地名鎌倉」にかかる。
    1. [初出の実例]「多伎木許流(タキぎコル)鎌倉山の木垂(こだ)る木を待つと汝(な)が言はば恋ひつつやあらむ」(出典万葉集(8C後)一四・三四三三)

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普及版 字通 「薪樵」の読み・字形・画数・意味

【薪樵】しんしよう(せう)

たきぎ。〔漢書、朱買臣伝〕家し。讀書を好み、業を治めず。常に樵を(がい)して、賣りて以てに給す。束を擔(にな)ひ、行(ゆくゆく)且つ書を誦(よ)む。其の妻も亦た戴して相ひ隨ふ。

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