薬師町村(読み)やくしまちむら

日本歴史地名大系 「薬師町村」の解説

薬師町村
やくしまちむら

[現在地名]熊本市城山薬師じようざんやくし

白川河口近くの北岸に位置し、東は半田はんだ村、西と北は小島おしま村に接する。慶長一三年(一六〇八)検地帳では田方一六町九反余・畠方二〇町九反余、分米三八二石七斗余で、家数七八、男三二・女三〇・せがれ一七・年寄七・うば四、牛一四とある。寛永一二年(一六三五)の地撫帳では横手又右衛門手永に属する。その後池田手永に属し、宝暦一〇年(一七六〇)の下ケ名寄帳では惣畝数二四町九反余、うち給地二四町余・新地一反余・諸開八反余で、庄屋弥七のほか頭百姓四・小百姓四〇がいた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android