藁嚊(読み)わらかか

精選版 日本国語大辞典 「藁嚊」の意味・読み・例文・類語

わら‐かか【藁嚊】

〘名〙 藁くずにまみれてよごれている嚊の意で、農家主婦をいう。
浮世草子好色一代男(1682)跋「稲臼を挽、藁口鼻に読てきかせ侍るに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「藁嚊」の意味・読み・例文・類語

わら‐かか【××嚊】

わらくずにまみれ汚れている女房。農家の主婦。
「稲臼をひく―に読んで聞かせ侍るに」〈浮・一代男・跋〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android