藍田玉を生ず
名門の家からすぐれた子が出ることのたとえ。
[由来] 「三国志・呉書―諸葛恪伝」の注に引用された、「江表伝」に載っている話から。三世紀、三国時代の中国でのこと。呉の国の諸葛恪という人物は、若くして才能豊かだと評判でした。呉の皇帝、孫権もその才能を認め、諸葛恪の父、諸葛瑾に向かって、「藍田、玉を生ずとは、真に虚ならざるなり(藍田で宝石が取れるというのは、本当のことだったんだな)」と言って、名門の諸葛家からすぐれた子が育ったことに感じ入ったということです。なお、「藍田」は、有名な宝石の産地です。
出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報
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