藤原吉日(読み)ふじわらの よしひ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原吉日」の解説

藤原吉日 ふじわらの-よしひ

?-? 奈良時代女官
天平(てんぴょう)9年(737)無位から従五位下となる。21年史上初の黄金陸奥(むつ)で産出し,聖武(しょうむ)天皇東大寺行幸,建造中の大仏前において左大臣橘諸兄(たちばなの-もろえ)に慶祝の詔をのべさせた日,従三位にのぼる。藤原不比等(ふひと)の娘で諸兄の妻である藤原多比能(たひの)と同一人とする説がある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android