藤原国兼(読み)ふじわらの くにかね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原国兼」の解説

藤原国兼 ふじわらの-くにかね

?-? 平安時代後期の官吏
石見(いわみ)(島根県)の豪族益田氏の祖。永久(1113-18)のころ,石見国府に赴任して土着。御神本(みかもと)氏を称し,曾孫(そうそん)兼高が益田氏を称したという。国兼の存在は,始祖藤原氏に仮託したものともみられる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android