デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原国兼」の解説 藤原国兼 ふじわらの-くにかね ?-? 平安時代後期の官吏。石見(いわみ)(島根県)の豪族益田氏の祖。永久(1113-18)のころ,石見国府に赴任して土着。御神本(みかもと)氏を称し,曾孫(そうそん)兼高が益田氏を称したという。国兼の存在は,始祖を藤原氏に仮託したものともみられる。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例