デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原節信」の解説 藤原節信 ふじわらの-ときのぶ ?-? 平安時代中期の官吏。皇太子の護衛にあたる帯刀舎人(たちはきのとねり)の長。加久夜長帯刀とよばれた。風流者として知られ,歌人の能因法師とはじめてあったとき,数奇をきそってたがいに意気投合したという。「後拾遺(ごしゅうい)和歌集」などの勅撰集に歌3首をのこす。長久5年(1044)河内権守(ごんのかみ)。名は「としのぶ」ともよむ。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例