能因法師(読み)のういんほうし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「能因法師」の意味・わかりやすい解説

能因法師
のういんほうし

[生]永延2(988).京都
[没]?
平安時代中期の歌人俗名,橘永 愷 (ながやす) 。出家して融因と名のったが,のち能因と称した。永承5 (1050) 年に生存,天喜末年 (58) 頃没。藤原長能 (ながよし) に師事して和歌を習い,万寿2 (25) 年には東北地方を旅した。『後拾遺集』に 31首入集。死に際して,その和歌の草稿地中に埋めたともいわれる。和歌集『玄々集』を撰。歌学書『歌枕』がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む