藤原聖子(読み)ふじわらのせいし

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

藤原聖子
ふじわらのせいし
(1122?―1181)

平安末期の女性。皇嘉門院(こうかもんいん)。関白藤原忠通(ただみち)の長女。母は藤原宗通(むねみち)の女(むすめ)宗子。1129年(大治4)入内(じゅだい)して崇徳(すとく)天皇の女御(にょうご)となる。翌年立后。41年(永治1)近衛(このえ)天皇の即位とともに皇太后となり同天皇の准母(じゅんぼ)となる。50年(久安6)院号宣下。保元(ほうげん)の乱(1156)ののち出家、法名清浄恵、のち蓮覚。母宗子の所領を中心に形成された最勝金剛院領を父忠通から譲得。甥(おい)九条良通(くじょうよしみち)を養子としてこれを譲渡したため、これを中核としてのちに九条家領が形成された。[飯田悠紀子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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