天皇の生母ではないが,天皇の母に準じる公的地位を認められた女性。初見は1087年(寛治元)に堀河天皇の准母に姉の媞子(ていし)内親王(郁芳門院)がなったもの。今帝の父帝嫡妻,もしくは父帝でない先代嫡妻の場合や,未婚内親王の優遇のために天皇の姉・姑(おば)がなった例がある。多くは皇后号・女院号が与えられた。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...