藤原雄依(読み)ふじわらの おより

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原雄依」の解説

藤原雄依 ふじわらの-おより

?-? 奈良-平安時代前期の官吏
北家藤原永手(ながて)の子。母は藤原良継(よしつぐ)の娘。天平神護(てんぴょうじんご)3年(767)従五位下となる。左京大夫(さきょうのだいぶ),宮内卿(くないきょう)をへて,延暦(えんりゃく)4年大蔵卿,正四位下にすすむ。同年藤原種継(たねつぐ)暗殺事件により隠岐(おき)(島根県)に流された。24年ゆるされ,翌年(806)従四位上に復された。名は小依ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android