20世紀日本人名事典 「藤居平一」の解説 藤居 平一フジイ ヘイイチ 昭和・平成期の平和運動家 日本原水爆被害者団体協議会初代事務局長。 生年昭和2(1927)年2月25日 没年平成8(1996)年4月17日 出身地広島県広島市 学歴〔年〕京都美術大学〔昭和23年〕卒 経歴原爆で父親を亡くし、救援運動にかかわる。昭和30年第1回原水爆禁止世界大会を提唱。翌31年5月の広島県原爆被害者団体協議会(県被団協)の設立に加わり、代表委員に選任された。同年8月の日本被団協設立から34年まで事務局長を務め、原爆医療法の制定、国に被爆責任を問う原爆障害者援護法の原案作成などに尽くした。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤居平一」の解説 藤居平一 ふじい-へいいち 1916-1996 昭和後期-平成時代の平和運動家。大正5年生まれ。原爆で父をなくし,民生委員の立場から被爆者援護にかかわる。昭和30年の第1回原水爆禁止世界大会の開催に尽力。広島県原爆被害者団体協議会の代表委員,日本原水爆被害者団体協議会の初代事務局長をつとめ,原爆医療法の制定などにつくした。平成8年4月17日死去。80歳。広島県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例