藤田信男(読み)フジタノブオ

デジタル大辞泉 「藤田信男」の意味・読み・例文・類語

ふじた‐のぶお〔ふぢたのぶを〕【藤田信男】

[1903~1991]野球監督中国の生まれ。昭和4年(1929)から13年間法大野球部の監督。のち日本アマチュア野球国際委員など要職を歴任し、日本の学生野球の発展に貢献した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

20世紀日本人名事典 「藤田信男」の解説

藤田 信男
フジタ ノブオ

昭和期の大学野球監督 法政大学名誉教授;元・法政大学野球部監督。



生年
明治36(1903)年1月9日

没年
平成4(1992)年4月25日

出生地
中国・天津

出身地
兵庫県

学歴〔年〕
法政大学卒

経歴
大学時代は外野手として活躍する傍ら代理監督もつとめる。昭和4年法政大学で教職につき、野球部監督を兼任。5年秋には6大学リーグ加盟初優勝に導き、その後4度の優勝を果たしている。17〜49年野球部長。教養部の教授としても教壇に立った。この間東京六大学理事、全日本大学野球連盟理事長を歴任するなど一貫して学生野球に尽力。62年野球殿堂入り。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤田信男」の解説

藤田信男 ふじた-のぶお

1903-1992 昭和時代の大学野球監督。
明治36年1月9日清(しん)(中国)天津生まれ。昭和4-16年母校法大の監督をつとめ,法大の第1期黄金時代をきずく。教養部教授のかたわら49年まで野球部長。全日本大学野球連盟理事長,日本アマチュア野球規則委員長などをつとめた。62年野球殿堂入り。平成4年4月25日死去。89歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android