藤田正堂(読み)ふじた まさどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤田正堂」の解説

藤田正堂 ふじた-まさどう

1958- 昭和後期-平成時代の漆芸家。
昭和33年8月25日生まれ。父は津軽塗の藤田清正。八戸高専をへて,香川県漆芸研究所特別研究課程にまなび,昭和56年修了。人間国宝磯井正美に師事して蒟醤(きんま)などをまなぶ。59年日本伝統工芸展および日本伝統漆芸展に初入選。60年青森県弘前市に帰郷。平成8年日本伝統漆芸展日本工芸会賞,9年伝統工芸新作展東京都教育委員会賞,13年日本伝統漆芸展朝日新聞社賞,14年日本伝統工芸展東京都知事賞と受賞をかさね,24年彫漆蒟醤蓋物「律」で日本工芸会総裁賞。日本工芸会正会員。青森県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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