藩翰(読み)ハンカン

デジタル大辞泉 「藩翰」の意味・読み・例文・類語

はん‐かん【藩×翰】

《「藩」は垣根、「翰」は柱の意。「詩経大雅・板による》地方を鎮め、王室の守りとなる国家重臣。転じて、諸侯藩屏はんぺい藩籬はんり

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精選版 日本国語大辞典 「藩翰」の意味・読み・例文・類語

はん‐かん【藩翰】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「藩」はかきね、「翰」ははしらのこと。「詩経‐大雅・板」の「价人維藩、大師維垣、大邦維屏、大宗維翰」による語 ) 王室の守りとなること。また、そのもの。特に、地方にあって国のしずめとなるもの。藩屏。〔蜀志‐先主伝〕

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