蘭山道昶(読み)らんざん どうちょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「蘭山道昶」の解説

蘭山道昶 らんざん-どうちょう

?-1756 江戸時代前期-中期の僧。
儒者石井三朶花(さんだか)の紹介で,常陸(ひたち)水戸藩の2代藩主徳川光圀(みつくに)につかえる。のち心越興儔(こうちゅう)の法をつぎ,水戸天徳寺(のちの祇園寺)の住持となる。光圀の命で「洪武聚分韻(こうぶしゅうぶんいん)」の編集にかかわった。宝暦6年死去。詩集に「和三籟集(わさんらいしゅう)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android