蘭館日誌(読み)らんかんにっし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「蘭館日誌」の意味・わかりやすい解説

蘭館日誌
らんかんにっし

平戸長崎のオランダ商館の公務日記。商館滞在のオランダ人の日記としては 1627年から残存し,商館長およびこれに代る商館員の公務日記としては,ときおり残存しない年次があるが,33年の商館長 N.クーケバッケルの日記から開国後の 1860年の理事官 J.ドンケル・クルチウスの日記にいたる 228年間のものが残存する。本書の歴史的価値を最初に日本の学界に説いたのは L.リースであり,現在,ハーグのオランダ国立公文書館所蔵原本のマイクロフィルムが東京大学史料編纂所にある。このうち平戸時代の商館長日記とその先行のものは永積洋子訳『平戸オランダ商館の日記』,長崎時代の初期のものは村上直次郎訳『長崎オランダ商館の日記』があり,また長崎時代後期のオランダ文翻刻が日蘭交渉史研究会によって試みられた。 1975年史料編纂所で『日本関係海外史料』所収の『オランダ商館長日記』原文編,訳文編が刊行されはじめた。

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