蘿月(読み)らげつ

精選版 日本国語大辞典 「蘿月」の意味・読み・例文・類語

ら‐げつ【蘿月】

  1. 〘 名詞 〙 つたかずらを照らす月。また、つたかずらからもれる月光。→松風蘿月(しょうふうらげつ)
    1. [初出の実例]「蘿月開衿臨晩水、樹陰移榻掃残苔」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)四・閑中納涼〈源経信〉)
    2. [その他の文献]〔沈佺期‐入少密渓詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android