虎鼠(読み)こそ

精選版 日本国語大辞典 「虎鼠」の意味・読み・例文・類語

こ‐そ【虎鼠】

〘名〙 (東方朔の「答客難」にある「用之則為虎、不用則為鼠」に基づく語) 時を得て勢いを振うものと、時に会わず勢いを失うもののたとえ。
本朝文粋(1060頃)六・申勘解由次官并図書頭状〈菅原文時〉「其節立者、虎鼠之用自分

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android