蚊屋庄(読み)かやのしよう

日本歴史地名大系 「蚊屋庄」の解説

蚊屋庄
かやのしよう

現蚊屋を遺称地とする。「和名抄」記載の会見あいみ郡蚊屋郷の系譜を引く庄園か。立庄の時期、領主などは不明。建武五年(一三三八)六月二日の山名時氏寄進状写(蚊屋島神社文書)に「伯耆国蚊屋庄」とみえ、守護時氏は国内の南朝方退治を願って当庄もしくは当庄内の村の地頭職蚊屋島かやしま神社(現日吉津村)に寄進するとある。文和三年(一三五四)一〇月一四日には足利尊氏から、前年美濃国より退去の際戦死した佐々木秀綱の相続人に対し、もと城大曾根氏領であった当庄などが与えられている(「足利尊氏充行状案」周防佐々木文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む