蛙飛の神事(読み)かわずとびのじんじ

精選版 日本国語大辞典 「蛙飛の神事」の意味・読み・例文・類語

かわずとび【蛙飛】 の 神事(じんじ)

① 奈良県吉野郡金峯山寺(きんぶせんじ)蔵王堂で、七月七日(古くは六月九日)に行なわれる神事若者が扮する大蛙が、僧の行法によってついに、人間の姿をとりもどすというもの。かわずとび。《季・夏》 〔俳諧・新季寄(1802)〕
② =かわずがり(蛙狩)の神事(じんじ)〔俳諧・新季寄(1802)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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